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六色 2-3
松野家。やはり元気など出ない。神松の言葉も胸に引っかかり、締め付けられる。「はぁ……」 誰かのため息が部屋に響いた。それ以外の音は何も聞こえない。 その時――。 玄関から扉の開く音が聞こえた。 5人はバッと顔を上げると、玄関へ我先にと走った。もつれる足を必死に動かし玄関に着くと、そこにいた人影に不覚にも涙を浮かべた。「おそ松兄さん――!」「よぉ!」...
View Article六色 2-4
「一松!」「一松兄さん!」 カラ松とトド松が呼び止めるも、一松は背を向けたままだった。カラ松が追いかけようとしたそのとき、おそ松が言った。「やめとけよ。一松も疲れてるんだろ。ばかみてーに長男様を怒鳴りやがって――」「やめろ」 6人の中でも低い、その声がおそ松の声をさえぎった。「次言ったら、たとえ兄であっても殴る」 そう言って、カラ松はおそ松をじっと見た。 ――ひどい、顔だった。...
View Articleお礼
みなさん、おこんばんわ! 最近やっとドラ松3巻買えた未来アヤメです。 めっちゃ可愛かった。って思ったらなんでもない感じが出てちょっとお金がやばいです。 最近は更新ペース遅くなってしまい申し訳ありませんでした。また今年からペースあげれるように努力しますので何卒よろしくお願いします。 この記事の「お礼」というのはですね… 1日でアクセス数100回越え と、いう事です!...
View Article活動休止のお知らせ
誠に勝手ながら、しばらくの間、ブログの更新を休止させていただきます。 体調の不具合などではございません。「六色」の方も、順調に進んでおりますので、活動休止期を終えたのちに、一挙公開させていただきます。...
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