店の前に行き倒れた人がいた。さて、どうしよう。
4-1
✝ 第4色目 怪しい旅人 ✝
で、お店のm
ウ/「店の前に倒れていたやつ。さて、どうなるのだろうか!」
あ、セリフ取られた。
ウ/「前回は無理だったけど、今度こそは」
り/「よく見ると男のようだ。さあ、これからどうなるのか! 俺たちの店の嵐が訪れてしまうのか! さあ、俺たちの運命はいかに!?」
ウ/「かぶるんじゃねーよ!」
結局、うまく決まらないね、ウキョウくん。ドンマイだよ。次は頑張れ。
宝/「やっぱり、りょうのほうが上手いな」
ウ/「おい、なんでテメーに言われなくちゃいけないんだよ!」
ウキョウくんがチワワみたいに宝くんに言い返した。
宝/「なんでって、オレがヒーローで店長だからに決まってるじゃないか」
それを聞いて、不思議そうに宝くんが言った。さすがフリーダム。常識が通じないとはこのことだね。
ウ/「はあ……お前には何を言っても無駄なんだった」
ウキョウくんは頭を抱え、呆れてみせた。
宝/「それ、褒めてるのかい?」
ウ/「ああ、褒めてるさ。それも、尊敬するぐらいな」
でも、超がつくのが当たり前みたいなポジティブの宝くんには通じなかったようだ。そしてウキョウくんは分かりやすいイヤミで返した。あーあー、顔も歪んじゃってまあ。ああいうのを「ゲス顔」って言うんだね。
キ/「お前らも喧嘩してないで、やることもあるし店に戻るぞ」
宝/「はーい」
キラヤくんがため息をついて二人を止めた。まあ、宝くんにはウキョウくんのイヤミは伝わってなかったみたいだけどね。さあ、仕事仕事。
???/「あ~の~」
ユ/「あれ、今変な声が聞こえた気がする」
宝/「気のせいだろー。わっはっはー!」
ユ/「それもそうだな」
にじいろ4-2 に続く
仲いいな、この二人。ユウヤ、打ち解けるの早すぎでしょ。羨ましい。
???/「あれ、聞こえてないの? ねえ、おーい、聞こえますかー?」
り/「さて、ゲームでもしますか!」
キ/「朝っぱらからゲームするなよ。店もあるんだし、ちょっとは働けよ」
り/「えー、せっかくだし、みんなでできるテレビゲームでもしようぜ。俺1pな」
心/「テレビゲームなんてあるんだ! 魔界も人間界と変わらないんだね」
まあ、人間界にいるときでもゲームなんかしたことなかったけど。
り/「商店街の人間界フェアで売っていたんだよな。ヒゲ親父を動かすゲーム」
キ/「ああ、ヒゲ親父の冒険だっけ? あいつ、40代にしてはよく動くよな」
???/「あ、わかった! わざと無視しているんでしょ!? ひどいよ、気付いてよ!」
あ、バレた。と、思ったら、
???/「お……お腹減ったぁー……」
すぐに倒れてしまった。みんなと顔を見合わせて見たけど、みんな無視することを諦めたようだった。仕方ない、助けるか。にじいろ4-2 に続く